面白いものを創るにはこんな知識も必要だ!?アイディア次第でメディアアートやクリエイティブなプロダクトデザインに使える「特殊インク」

投稿日:2018-08-11



ナカジ(@cp_nakajun)です。

メディアアートやインスタレーションと言うと、個人的に最近は注目されているのがその手が多いのか

「映像」それも大画面や「照明」などが中心で、空間系が多いと感じます。

僕個人もそうですし、それに興味があることに否定はありません。

ですが、全般的に「技術」+「デザイン」で表現されるものに興味があります。

最近「おぉ!!」と思ったのは佐藤オオキ(nendo)さんがデザインを担当された

『PAPER TORCH(ペーパー・トーチ)』



これを見た時に「やっぱりアイディア + 技術 + デザインの力があるとたかが懐中電灯が面白いものになるなぁ」と改めて思った。

なんで、僕が「おぉ!」と思ったかと言うと
実はコレの原理は結構シンプルで「電気が通るインクで模様を書いた」だけだからです。

とは言いながらも以下のようなポイントを抑えつつ

  • 導電インクで模様を書く
  • 丸めることで光の強さが変わるように電池を配置
  • 丸められる位置にライトと電池を配置する

デザイン的な美しさを出しているところにアートを感じます。

このPAPER TORCHは「商品」なので使われているインクもおそらくかなりしっかりしたものだと思いますが

僕らのような「作品作り」に使いたい場合にも「手に入る」ものがあるので紹介します。

導電インク

導電インクは回路やセンサーなどを紙の上に描画できる導電性のインク。

サーモインク

サーモインクは温度によって色が変化するインク。

参考:オススメの本

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ウェブツール

機能はシンプルなものですが、p5.jsやTone.jsで描画したり音が出たりするので遊んでみてください。
・【Midi Number Tools】:MIDIナンバーから音名と周波数を判定します
・【Delay Time Calculator】:テンポに応じた音符の長さを判定します