これは便利!Macで複数のファイルやアプリを1クリックで起動するバッチ(command)ファイルを作る方法

投稿日:2016-07-19

201607-bach-003

おはようございます^ – ^

ナカジ(@cp_nakajun)です。

僕はPureDataという音楽・メディアアートを作るプログラミング環境でジェネレーティブ音楽を作ったりしてるのですが
ちょっと訳があって、1つの演奏をするのに必要なプログラムをいくつかのファイルに分けています。

要するに音を出す為には複数のファイルを起動する必要がある状態にしています。

例えば以下のようなファイル構造になっているのですが
毎回、必要なファイルを1つ1つクリックして立ち上げるのがめんどくさい…
201607-bach-002

そこでMacでシェルスクリプトで書いたバッチ(command)ファイルを作りそのファイルをクリックすると
必要な全てのファイルを起動できるようにしようと言う訳です。

僕のような使い方だけでなく、広く応用できることなので単純な作り方を残しておきます。

Macでバッチ(command)ファイルを作る方法

まず「XXXXXX.command」というファイルをテキストエディタなどで作ります。

次にターミナルアプリを使って、アクセス権を変更します。

chmod u+x XXXXXX.command

んで、中にシェルスクリプトを記述します。

基本はこれだけです。

「XXXXXX.command」をダブルクリックすると記述したシェルスクリプトが実行されます。

バッチ(command)ファイル作成のTIPS

シェルスクリプトの記述方法はここでは割愛します。
皆様のニーズに合わせて調べてください。

僕は今回、以下のようなバッチファイルを作成したのですが
(単純にファイルをオープンするだけ)

このバッチファイルを使いやすくするためにちょっとしたコツがあったのでそれも残しておきます。

201607-bach-001

「XXXXXX.command」ファイルの位置をカレントディレクトリにする

cd `dirname $0`

バッチファイルの実行が終了したらターミナルアプリを終了する
(次の記述をしないとターミナルアプリが残ります)

killall Terminal

実行したいシェルスクリプトは上記2つのコマンドの間に書くということです。

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