そんなにiTMSが悪いのか? 「SONYブランドの曲をiTunesで売ってくれ」

2012年5月3日 - Life Style

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Hi-Fi blue
Creative Commons License photo credit: Alan Klim

おはようございます。

ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか?

以前、私は「繰り返すガラパゴス ジャパン」という投稿で

「電子書籍」における日本の「ユーザー無視の状況」に残念に思い、警鐘をならしましたが

今日の話題は「音楽配信」です。まだ、こんな状況なんですね><

J-castなど複数のニュースサイトで取り上げられてます

日本だけSONYブランドの曲がiTMS (iTunes Music Store)に置いてないのは変じゃないですか?」――ミュージシャンの小室哲哉さん(53)が2012年5月1日夕方、Twitter(ツイッター)で こんな発言をしてリツイートを呼びかけている。

小室哲哉氏はTwitterで
「Twitterのパワーがどれほど強いものか問いかけを!過去最大のRTを切望します。3月の米米、プリプリ、TM, そして、先週の武道館2日間, 正直、日本だけSONYブランドの曲がiTMSに置いてないのは変じゃないですか?2012年、もう売ってくれても良いじゃないかなあ」

で問題提起をしたようです。

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追記:2012年11月、iTunes Storeでソニーの楽曲が買えるようになりました。

以下に記事を引用させてもらいます。

iTMS (iTunes Music Store)はApple社が開始した世界シェアダントツのオンライン音楽配信サービス。
アップル社のiPhone(アイフォーン)、iPod(アイポッド)といった音楽再生機器はソニーのウォークマンと競合する上、ソニーグルー プはiTunesと競合する音楽配信サービス「mora(モーラ)」を運営している。このことから、同グループはiTunesへの配信を見送っている。
このため、iTunesでは、「いきものがかり」「乃木坂46」といったソニー系のレコード会社に所属する人気歌手の曲を購入することはできない。
小室さんが言及した「米米CLUB」、「プリンセスプリンセス」、「TM NETWORK」はいずれもソニー系のレコード会社から曲を発売したことがあるグループで、これらの音源がiTunesで売られていないのはおかしいという問題意識での発言だ。

【ここから筆者の考え】
筆者の個人的な考えとしては「iTMSで配信すべき」です。

先ず少し整理します。

  • iPhone、iPodのユーザーはiTMSからダウンロードできる利便性がある。
  • iTMSからダウンロードできる=購入である。
  • moraで購入した曲はiPhone、iPodへ入れられない為、iPhone、iPodのユーザーは100%moraを利用しない。

「SONYブランドの曲をiPhone、iPodで聴きたければCDを買え」と言う事になる

次にソニーグループがiTMSの配信を見送る理由は

  • 音楽再生機器はソニーのウォークマンと競合する
  • 音楽配信サービス「mora(モーラ)」を運営している
  • グループアーティストの著作権を守る(コピー制限)
  • iTMSとmoraの利益率

だと推察されるが、一言で言えば

グループ全体での利益」でしょう。

プレイヤーのシェアは
アップルのiPodが約55%、ソニーのウォークマンが約40%」とも
アップルが45.4%、ソニーが45.1%」とも言われ、ソニーが追い上げてるようにも見える。

この「利益」というかシェアを確保する為にiTMSの配信を見送ってるのだろう。

要は、「iTMSの配信」をすることで得られる利益とiPodにシェアを奪われるリスクが合わないということ。

その為にリスナーメリットやiPhone、iPodのユーザーの利便性を犠牲にしてる

もちろん「事業体」である以上、「利益重視」は当然だし、
利益がないと「アーティストの楽曲出版をサポートできない」という理由もあるだろう。

ただ正直「アーティストの為」という部分はあまり感じられず
「既得権益」を重視しているようにしか感じられないのは筆者だけだろうか

「SONYブランドの曲をiPhone、iPodで聴きたければCDを買え」と言う部分では
新曲ならともかく「以前の楽曲が聴きたくなった」リスナーの行動は
「ブックオフなどで中古CDを探す」だろう

コレ、アーティストにもレコード会社にもお金は入らない。
しかも「中古屋で探す→買う→mp3変換→プレイヤーに入れる」とリスナーにとっても手間だ。
良い事なんか1つもない。

MP3プレイヤーのシェア率をiTMSの売上げに当てはめた場合
「moraと同等になる」と仮定すると、単純に「楽曲配信」の売上げは倍になるのだが

「この利益ではiPodにシェアを奪われるリスクが合わない」
すなわち「リスナーとアーティストを犠牲にして、ウォークマンの利益を守る」ということ

ソニーはiTMS開始前、MP3がメジャーになりiPodが発売された頃
「コピーコントロールCD」での失敗を繰り返さないで欲しいと思います。

繰り返しますが「利益」は大切です。「囲い込み」という戦略も理解できます。

でも、ユーザーメリットを軽視しすぎる戦略ではなく
iTMSに配信した上でも
ソニーの強みを活かし「ウォークマン」や「mora」に付加価値をつける戦略で
勝負して欲しいと思います。

ソニー応援してます。

追記:2012年11月、iTunes Storeでソニーの楽曲が買えるようになりました。

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