シンプルだけど「“社員を大切に”が一番」嵯峨野観光鉄道 社長の金言
おはようございます。
ゴールデンウィークはリラックスできてますか。
頭と身体を休めてリフレッシュすることは大切です。
今日は昨日放送された「カンブリア宮殿」の話題です。
昨日、2012年5月3日の放送は
「廃止された路線を“観光鉄道”へ…人が集まらない所に、人を集めろ!!」
というテーマでゲストは嵯峨野観光鉄道株式会社。長谷川一彦氏でした。
学んだポイントを共有しようと思います。
金言:“社員を大切に”が一番
「よく皆さん、お客様が一番だとか、実は投資家が一番大切だとおっしゃいますが、
社員を大切にすれば社員が生き生きと働くようになり、お客様を大切にするようになる。
そうすればお客様は喜ぶし、自然と投資家が喜ぶ状態になりますよね」
と言った内容を話されてました。
私でも判る「シンプルさ」で当たり前に感じます。
でも、これが「金言」になるってことは
「表面的にはそう言いつつも、そうでない会社や経営者が多い」ということなんでしょうね。
そして私が個人的に心に残った「言葉」は
【ビジネスでは「成功」の反対は「なにもしないこと」】
「皆さんは「成功」の反対は「失敗」だと思われてると思いますが、ことビジネスマンにとって「成功」の反対は「なにもしないこと」です。」
スゴく心に刻むべきことだと思いました。
▼以下は番組HPからの抜粋です。ご参考までに
京都を代表する観光スポットとして、年間100万人近くの観光客が訪れる人気の“トロッコ列車”嵯峨野観光鉄道の社長 長谷川一彦さんがゲスト。
いまや人気の路線になったが、設立当初の1991年には「3年でつぶれてもおかしくない 」と言われるダメ路線だった。それを一から作り上げ、現在の姿にしたのが長谷川だった。
長 谷川は、2011年には「京都ブランドのイメージアップに貢献した」として“京都創造者大賞”に選ばれた。(過去には、祇園祭山鉾連合会などが受賞した ビックタイトル。新参者の嵯峨野観光鉄道は、沿線の自然美を生かしながら廃線を観光路線に育て上げた点が高く評価された)
逆境を乗り越え、廃線路線を観光鉄道に導いた観光のカリスマに迫る!
俺の人生は、終わった…エリート鉄道マンの絶望から再起
旧国鉄マンとしてエリート街道をまっしぐらに走っていた長谷川社長。
JR西日本では、100人超の部下を率いる流通課長も務めていた。JR本社の課長といえば上場企業の部長クラス。しかし、当時43歳だった長谷川に突然の辞令が…。
社員たったの8人。本社からの投資額はたったの2億円。いつ潰れるかわからないようなボロ会社「嵯峨野観光鉄道」の社長に任命されたのだった。
周囲からは“3年もてば充分。潰れてもおかしくない!”とまで言われた鉄道会社。
だが、長谷川はこの逆境を乗り越え、初年度に計画の3倍に当たる69万人の観光客を集め、売上高3.8憶円を記録。その後も、一度も赤字を出すことなく、頑張り続けている
「お客様を飽きさせない」というテーマの明確性
逆境を乗り越えた背景には、御客様に「自然を楽しんでいただく!」というテーマの明確性があった。
京都は、日本有数の観光スポットであり、自然が豊かな土地。その地の利を生かし、トロッコ列車の線路沿いに長谷川社長自ら社員と共にサクラや紅葉の木を植え、絶景を作り上げた。