【岡田武史】元サッカー日本代表 岡田監督に学ぶ 仕事力
おはようございます!
一週間の始まりです!元気でてますかぁ〜!
私は「アスリートのマネージメント力」はサラリーマンとしての仕事にも
生活を豊にする為の「個人の考え方」にも非常に役立つと思ってます。
その理由は以前の記事をご覧いただけると幸いです。
以前の事にはなりますがサッカー日本代表「岡田ジャパン」W杯南アフリカ大会はまだ記憶に新しいと思います。
大会後に「カンブリア宮殿」に出演された際に非常に興味深い発言をされており
私自身、仕事において非常に勉強になると感じたので紹介します。
もちろんサッカーの話しですが、仕事や生活に置き換えてもらえると伝わると思います。
なので今回はサラリーマンのような「働く人」として役立つ話題です。
- 自分の責任でリスクを冒すのが究極のエンジョイ
選手によく話すんですけど、究極のエンジョイってのは、自分の責任でリスクを冒すことだと。要するに、監督が「ここだ」と行ってる。でも「オレはここだ」。これで成功した時にこんなに楽しいことはないんですよ。
だからギャンブルでね、自分のなけなしの金で賭けてるから、無くなったら大変だ!勝ったらこれで何を買おうかという喜びがあるわけですよね。スポーツはお金賭けないでできるギャンブル。そこが本当の楽しみなはず。最高に面白いところだぞ、ここはと。
言われたことをこなすだけじゃ面白くもクソもないだろうという言い方をするんですけど、でもリスクを冒して失敗したらオレは怒るぞと。怒るかもしれないと言いますけどね。だからリスクなんですよ、怒られるからリスク。「リスクを冒して失敗しても褒めよう」なんてそれはリスクじゃなくなるんですよ、それは。
- 「監督に言われたから…」は選手じゃない
ここに敵が二人いたらね、ボールを持っている方に必ず味方一人がディフェンスに行きますよね?敵がもう一人いてもそこに行ってはいけないんで、カバーリングのポジションに下がれとボクは言う。でも、ボールを持つ敵がおどおどしていてパスを出さなそうならそこに行けばいい。敵が逃げたら2人で行く。これは選手が判断する。ボクはココが正しいポジションだと言う。「監督に言われたからここにいました」これでは選手じゃない。この傾向が(日本人は)外国人よりちょっと多い。
襟を正される思いです。「言われたことだけをすることは仕事ではない」し「面白くない」「成長できない」
と言われた気分です。
インタビューを読むとトップアスリート程このことを大切にしているように感じます。
- オレは運を掴み損ねたくねえんだ
いろいろな巡り会わせっていうのをうまくつかんで行かなければいけない。選手にもよくいうけど、運は誰にでもどこにでも流れているそれをつかめるかつかみそこねるか。オレはつかみ損ねたくねえんだと。
こっからここまでダッシュと言ったら、ここまで。1メートル手前じゃない。たった1メートル手前で力を抜いたために運をつかみそこねてワールドカップに行けないかもしれない。ボクは結構そういう細かいことにうるさいんですよ。「勝負の神様は細部に宿る」と選手に言うんですけど、勝負を分けるのって戦術論やシステム論も大事なんだけど、ボクの感覚ではね、8割くらいは小さいこと。
お前が1回「まあいいか」と思ったおかげて負けたとかね。だからそういう運を掴み損ねないようなことをしていると不思議と最後なんかね、もうあやしい話になりますけど、神様がご褒美をくれるような…。
業務効率が求められる時代。細部をおざなりにしてしましがちですが
パレートの法則(8:2の法則)の2は実はこういう細かいことなんだとおもいました。
- 自分は自分以上でも自分以下でもない
今の自分に出来ること以上はできない。
今の自分のすべてを出す以外、やれることはない。
自分は自分だし、自分以上でも自分以下でもない。
ありのままの自分をしっかり受け止めていたい。
- 重圧やプレッシャーは重力みたいなもので、重力がないと筋肉も骨もダメになっちゃう。
仕事で失敗した時や上手く行かないことが続いた時など、
精神的につらい時にはコレを思い出すと良いのではないかと思います。
ということで簡単ですが今回はサラリーマンのような「働く人」の為の岡田監督でした。
時期をみて今度は「監督=マネージメント業」視点の岡田監督の金言を取り上げたいと思います。
以下は岡田監督関連の書籍です。