「Scratch」をプログラミング初学者用とか子供用とあなどるな!アート表現やドローンを飛ばすこともScratchでできちゃうぞ!
ナカジ(@cp_nakajun)です。
先日、DJIが技術提供したRyzeのトイドローン「Tello」を購入しました。
上記の記事にも書きましたが「SDKが公開されていてプログラミングでコントロールすることができる」というのがこのトイドローンを購入した理由です。
そして「Tello」は「Scratch」を使うとてっとりばやくプログラミングして遊べます。
Scratch公式:https://scratch.mit.edu/
Scratch (スクラッチ) は、MITメディアラボが開発したプログラミング言語学習環境である。
初心者が最初に正しい構文の書き方を覚えること無く結果を得られる、遊び心のある実験やインタラクティブアニメーション、ゲームなどの製作を通してさらなる学習のやる気を起こさせることを意図している。
それまで「Scratch」と言えば、「子供用」だと思っていました。
正直、Telloを買う時でさえも「Scratchかぁ〜」と思ったぐらいで
SDKの公開がなくTelloがScratchでしかプログラムできないトイドローンだったとしたら
もしかしたら、購入してなかったかもしれません。
って言うぐらい、ナメてました…
ですが、試しに初めてScratchを使ってTelloを飛ばしてみたんですが「Scratchなりの可能性」と言えばいいのでしょうか
実はScratchはScratchで面白いことができるんじゃないか、そんなことを感じました。
(ただ、もちろん「すげぇこと」ができるとは思ってないです)
そんなことを感じていたら出会うものなんですね。(Amazonのおかげ)
「Scratch」で「アート」なんてフレーズがきたら、これはもう興味!!
なので買っちゃいました!!
子どものような好奇心を持った大人まで
まず「帯」に惹かれました。
【等加速度運動、二進法、論理回路、確率、三角関数、モンテカルロ法、フラクタル図形】
この時点で「子供向け」??
これこそ「大人の遊び」でしょ!!って思いましてね。
Amazonの内容紹介にある
本書は、Scratchに対する「誤解」(子ども向けである、ゲームしか作れない、きちんとしたプログラミング言語ではない)を解き、
Scratchが対象年齢としている「すべての年齢の子どもたち」(Children of all ages:子どもから、子どものような好奇心を持った大人まで)にScratchの楽しさ、プログラミングの楽しさを伝えるためのものです。
そして実はココがすごい共感ポイントで
取り上げているさまざまなプログラム例は、それをやったからと言って、直ちに何かの役に立つというものではありません。これで、資格が得られたり、お金がもらえたりするわけでもありません。
ただ、その過程において、知的な興奮が得られるはずです。わからなかったことがわかるようになる、できなかったことができるようになる、そして、ひとつのことがわかっても、さらに新しい疑問が生まれるという連鎖を、ぜひ経験してもらえればと思います。
あと、この本の面白さはScratchのプログラミングだけでなく
「Scratchのプログラムを他のプログラミング言語で書いた場合はどうなるのかを例示しました」
とあり、Processingの例なんかがあって「その先も役に立つ」と思います。
まだ読んだだけで手を動かしてないですが、普通に面白かったなぁと思います。
僕みたいに基礎を飛ばしてる人は勉強にもなると思いますしね。
内容の詳細は書けないですが、少し…
僕的にはScratchの「親の子供に対するプログラミング教育」という刷り込み視点ではない
別の視点からScratchをとらえた非常にいい本だと思いますのでぜひお手に取ってみてください。
オススメです。