作曲をしたければ、型を持ちその応用で魅せる至極の漫才「サンドウィッチマン」のネタに学べ!!
おはようございます^ – ^
ナカジ(@cp_nakajun)です。
2007年のM-1グランプリ優勝以来、サンドウィッチマンの大ファンでございます。
昨今、「動き」とか「勢い」だけの漫才やコントが多い中、しっかりとしたネタ構成とリズム、話術で笑いを取るコンビだからです。
まぁ、今日の話題は「サンドウィッチマン」のコントをまとめたかっただけでもあるんですが
ふと、このサンドウィッチマンのネタは作曲技法に通じるのではないかと思った訳です。
その訳は
クラシック音楽なんかの解説を読むと「モチーフ」「主題」と言った言葉がでてきます。
音楽においてモチーフまたはモティーフ(独:Motiv)とは、動機(どうき)と訳され、独立した楽想を持った最小単位のいくつかの音符ないし休符の特徴的な連なりを言う。
楽曲を形作る最小単位である。基本的には2小節からなるとされることが多い。これは、1小節以下の長さの楽句では拍子が確定できないためである。この動機をさらに2つに分けることができる場合、その一つ一つを部分動機と呼ぶ。
そして、このモチーフを発展&変形させることで曲に統一感と広がりを持たせています。
まぁ、僕の解釈ですが簡単に言うと
ひとつのネタを発展・応用していき、統一感を保ちながらバリエーションを増やす
という手法です。
で、サンドウィッチマン
サンドウィッチマンのネタ
漫才でネタに入る時には「(伊達)世の中興奮する事っていっぱいあるけど、一番興奮するのは◯◯する時だよね」「(富澤)間違いないね」と言って始めることが多い。
もしくは設定に入った途端に伊達が「あ、◯◯(不動産屋など、舞台となる場所の名称)だ。興奮してきたな」と言う。終わる時は伊達が「もういいゼ!」と言い締める。「ちょっと何言ってるかわからないです」「なんで何言ってるかわかんねえんだよ!」や「630円になります」「630円? はい、丁度」「30円のお返しです」「600円じゃねえか!」など、お約束ともいえるやり取りが多くのネタに盛り込まれている。
また、「ピザじゃなくてピッツァです!」等と発音を上手く言うボケも多い。
この上記で太字にしたようなお約束のくだり
伊達がネタ中に「好きだね、このくだり。いろんなのにチョイチョイ入れるね。」とツッコんだこともある
というように、本当にいろんなネタに入ってる。
これがすなわち
ひとつのネタを発展・応用していき、統一感を保ちながらバリエーションを増やす
ということなんだと思う。
音楽で言うと「同じ音形」を「いろんな曲でつかう」感じ。
実際にクラシック音楽などでもよくある。
サンドウィッチマンのネタは普通にみて面白くて大好きだが
同時に「上手いなぁ〜」と笑いながらも関心してしまう。
タイトルでは「作曲」としたけど、いろんなクリエイティブの参考に絶対にするべきだと思う!
じゃ〜最後にサンドウィッチマンのネタをいくつか