【好きなアート作品】光と影で作られる空間映像「10番目の感傷(点・線・面)」/クワクボリョウタ
投稿日:2013-08-15
こんばんわ(^-^)/
ナカジ(@cp_nakajun)です。
「メディアアート」と呼ばれたものが好きで、以前はそんなようなことを仕事にしていたこともありました。
最近ブームになっている「プロジェクションマッピング」みたいなことをやってました。
テレビでプロジェクションマッピングを見ている時にふと
思い出した作品があります!!
クワクボリョウタさんの10番目の感傷(点・線・面)
これ見た時はトリハダ立って感動しました!!
プロジェクションマッピングとは全然違うけどねw
どんな作品??
ざっくり説明すると
作品を見る、というか「体験する」時は暗い部屋に通されます。
そこには「鉄道模型が走るレール」や100均で売ってるようなガラクタ「ザルやボールや鉛筆など」(すいません)が無造作に置いてあります。(置いてあるように見えます)
正直、入った時は「理解できない系」の作品かと思いました><
が
作品が始まると「レールの上を光を放つ列車が走りだす」のですが
この「光源がレールを移動することでガラクタの影が壁に写り、物語が映像として投影されるのです」
すげぇ!!
と思いました。
空間を利用する映像として
編集された映像ではない...が
同じ映像を再現する方法としてレールを使うというシーケンス要素
そして、映し出される映像
僕としては
映し出される映像にフィルム映画の質感ような哀愁を感じ、かつ平面映像ではなくカメラワーク的な絵の動きもあり、「芸術作品」にありがちな難解さがなく、素材としても身の回りにあるものを使うという。
本当に「頭と発想」を使って創られたすばらしい作品だと思います。
作品をご覧下さい
以下、写真