PatchboxOSとMODEPが面白そう!と思った5つのYouTube動画をピックアップ!

ナカジ(@cp_nakajun)です。
先日の記事「ラズパイで本格的なオーディオ処理!PatchboxOSとMODEPで始めるオリジナルマルチエフェクター」を書くきっかけとなったのは、実はいくつかのYouTube動画との出会いでした。
Raspberry Piで自作のギターエフェクターやオーディオプロセッサーを作れる──そんな可能性を知ったとき、クリエイティブコーディングとハードウェアDIYが融合って面白そうだと思いました。
今回は、私がPatchboxOSとMODEPに興味を持つきっかけとなった5つの動画をご紹介します。
PatchboxOSとMODEPとは?
改めて簡単におさらいすると、PatchboxOSはRaspberry Pi向けに最適化されたオーディオ処理用のLinuxディストリビューションです。低レイテンシーのオーディオ処理が可能で、音楽制作やリアルタイムオーディオ処理に特化しています。
MODEPは、PatchboxOS上で動作する仮想ペダルボードシステムで、MOD Duoという高級オーディオプロセッサーのエミュレーターです。ウェブベースの直感的なインターフェースで、数百種類のLV2プラグイン(エフェクト、アンプシミュレーター、ループサンプラーなど)を自由に組み合わせることができます。
つまり、数万円のRaspberry Piシステムで、数十万円クラスのマルチエフェクターに匹敵する機能を実現できるのです。
おすすめの5つの動画
1. Raspberry Pi Guitar Pedal Build Guide
古いRigKontrol 2ペダルボードを正しく動作させるために、独自のソフトウェアを書く必要がありました。RK2はMIDIメッセージを送信せず、独自のプロトコルを使用しているためです。また、ペダルボード上のLEDをネオピクセルに置き換えることで、複数の色を使用し、1つのバンク以上を持てるようにしました。
2. DIY Guitar Effects with Raspberry Pi
MODEPで、サイン波とフラクタルノイズジェネレーターをグラニュレーターに入力。その後、ギター信号をファズ、オクターブ、シマーバーブに通して追加しました。
3. MODEP Setup and Configuration
Raspberry Pi 4の音楽ボックスで進行中の曲に合わせてジャム演奏をしています。
小型7インチボックスではSunVoxが動作しており、バックトラック用のシンセやサンプルをシーケンスしています。MODEPも同じデバイス上で動作。左のモニターでは、ネットワーク経由でPi上のMODEP UIにアクセスし、ギターパッチを構築しています。
4. Building a Custom Pedalboard
5. Advanced MODEP Techniques
- Raspberry Pi 4bベースのBlokas製Pi Sound
- M-Vave Chocolate USB MIDIフットスイッチ
- Modepプラグイン
- オーディオインターフェース: Audient Sono
- ギター: Musicman Silhouette Special
まとめ:自分だけのサウンドシステムを作ろう
Raspberry PiとUSBオーディオインターフェースで遊べる面白さ。
自分だけのオリジナルマルチエフェクターを作り、自分だけのサウンドを追求する──そんな道しるべとなれば嬉しいです。
関連記事:
参考リンク:
- PatchboxOS公式サイト
- MODEP公式サイト
- Raspberry Pi公式サイト
皆さんも、自作・DIYの世界で音楽制作の新しい可能性を探求してみませんか?




