【PraxisLIVE】映像のアウトプット(出力)ウィンドウ(画面)の設定方法を知ろう!
ナカジ(@cp_nakajun)です。
さて
ここまで当ブログでいくつかPraxisLIVEについて書かせてもらってきてるのですが、実際にPraxisLIVEに触れてみて既に今回の内容は把握している方もいるかもしれません。
また、特に他のノードベース系の環境を使ったことのある人なら感覚的にすぐにたどり着くことかと思います。
なのでわりとサラッと。
でも書きます。
今回は「映像の出力ウィンドウと出力先の設定方法」です。
PraxisLIVEの映像出力設定
映像の出力に関係する設定箇所は2つ
- Video-Properties の設定
- 「screen」コンポーネントの設定
です。
Video-Properties の設定
エディットエリアの何もないところをクリックすると右側のプロパティーエリアにVideo-Propertiesが表示されます。
レンダラーが選べたり、width、heightの設定など
主に描画に関わる設定をする箇所になります。
コンポーネントのパッチングやコーディングでデザインしたビジュアルをどう出力するか。の設定になります。
screen コンポーネントの設定
こちらは文字通り「画面」の設定になります。
実際のPCモニターやプロジェクターなどのデバイスという意味ではないことに気をつけてください。
出力する(別の)ウィンドウのように認識した方が理解しやすいかもしれません。
出力するデバイスの選択はその設定の1つの項目として行います。
- title:スクリーンのタイトル(undecoratedをOFFにすると表示)
- device:ウィンドウを出力するデバイスの選択
- width:幅の最終設定
- height:高さの最終設定
- rotation:回転して出力(これ便利!)
- full-screen:出力先デバイスに全画面表示
- always-on-top:常に画面の一番手前に表示する
- undecorated:スクリーンタイトルを表示しない
- show-cursor:マウスカーソルを表示する
インスタレーションやパフォーマンスをするには必要不可欠な設定項目が1つのコンポーネント設定で完結してます。
簡単でありがたいですね。
(むか~し、むかしにJitterを使ってた時にこの手の制御がめんどくさい&挙動が安定しなくて苦労してました)
最近のこの手の開発環境は本当に便利です。
MacBook Pro と モバイルディスプレイで試す
ということで
MacBook Proと手持ちのモバイルディスプレイで外部デバイスへの出力設定を試してみました。
「device」は「2」を選択するとモバイルディスプレイに出力されます。