TouchDesigner 099 で簡単にプロジェクションマッピングができる「kantanMapper」の使い方。【ステップ2】実際にプロジェクターでブロックにマッピングしてみた

投稿日:2017-07-22



ナカジ(@cp_nakajun)です。

先日以下の記事でTouchDesignerで簡単なプロジェクションマッピングができる「kantanMapper」の使い方を書きました。

TouchDesigner 099 で簡単にプロジェクションマッピングができる「kantanMapper」の使い方。ステップ1



実験用に一万円ぐらいのプロジェクターを購入したので
早速、ステップ2として実際にプロジェクターでブロックにマッピングしてみました。

実際にプロジェクターを使ってマッピング

準備したマッピングするブロック(物体)は100均で購入した発泡スチロールのブロックです。

基本的な「kantanMapper」の使い方の使い方は上記の以前の記事と同じです。

違うのが、出力先が今回はプロジェクターになってるだけなので、まずはPCとプロジェクターを接続してください。

下の画像はすでにマッピングしてしまってますがこんな配置です
(生活感でちゃってますね…)


で、投影対象物(ブロック)にプロジェクターで投影する訳ですが
この時、プロジェクターからの光(映像)は下の画像のようになります。


要点としてプロジェクションマッピングを簡単に言うと
プロジェクターで投影している全領域の一部分に投影物にあわせた「マスク」を作り、そこに映像を表示するということです。

※kantanMapperの前回記事だとこの部分


投影対象物は平面ではなく立体なので、最初はだいたいこんな感じになります。




それを、きちんと合わせてあげることで


このように物体の側面だけに映像が投影できます。


その他の「面」に映像を投影する場合はマスクを増やし同様にあわせていく感じです。

言うまでもないと思いますがプロジェッターの光が当たらない裏側や影の部分に投影することはできません。

ということでkantanMapperを使ったプロジェクションマッピングのファーストステップはこんな感じです。

簡単なのでぜひ遊んでみてください。

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機能はシンプルなものですが、p5.jsやTone.jsで描画したり音が出たりするので遊んでみてください。
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