「サボり方」を教えるとチームはもっと強くなる!マネージメントがすべきことは「強制」ではなく「緩める」こと
おはようございます(^∇^)
ナカジ(@cp_nakajun)です。
人は楽な方に流れる生き物です
基本的にすぐ「サボり」ます。僕もそうです。
でも、僕は「サボり方」を教えるとチームはもっと強くなる!
そう考えています。
実際に少ない経験ながらも、自分がリーダー的なポジション、マネージメントをする役割の時はそのように
みんなの「緩めて」あげられるポイントを探しています。
そんな、話しです。
なぜ「強制」ではなく「サボり方」を教えるのか?
ゴムをイメージしてください
- ピンっと引っ張ってる状態(かなり張力がかかってる):頑張ってる
- まっすぐで張ってはいる状態(一応、張力がかかってる):ふつうにやってる
- 緩んでいる(張力がかかってない):やる気がない
ゴムは「ひっぱったり、緩めたり」しないと長持ちしません
当然、引っぱり続けても「切れて」しまいますし、緩ませ続けても「伸びなく」なります。
ゴムと同じで人も
無理をさせ続けると「壊れます」し、緩ませっぱなしだと「大事なところで頑張れなく」なります。
では、そこで「頑張り方」ではくあえて「サボり方」を教えるのはなぜか?というと
先にも書いたように「人はサボる生き物なので」受け入れやすいからです。
「サボり方」楽な方に流すのは上の3つの状態のどの人にも受け入れやすいと思います。
しかし、「頑張り方」を伝えようとすると「緩んでいる」人以外は「もう、頑張ってるよ!!」と反発するでしょう。
「緩んでいる」人ですら、そもそもモチベーションが低いので「受け入れない」だろうと思います。
もう1つの理由として
「サボり」を限定することができる
があります。
「サボり方」を教える = サボることを認める
訳ですが、それはすなわち「それ以外のサボりは認めない」ということになります。
この「認められたサボり」がないと、ことあるごとに
「それはダメだ」と言わなければなりませんし、「あいつはサボってる」と思う回数が多くなったりと
どちらにとっても嫌な思いをすることになります。
先に限定してしまうことで
- 認めたサボり以外は「頑張るところ」だと暗に伝えられる
- お互い嫌な思いをする回数が減り、関係の改悪に繋がることが避けられる
というメリットが生まれます。
事例①
僕の事例を紹介します。
先ずは「学生のアルバイト」を見ていた時のことです。
どうやら、仕事はちゃんとやってるようだが、適当にタバコを吸いに行ったり、漫画を読んだりしていると
僕の耳に入りました。
そこで、僕は自分を同じアルバイト枠にアサインし一緒に仕事をしました。
その時の会話はこうです。
自:そろそろタバコ吸いたいねぇ〜
バ:ナカジさんは良いんじゃないですか?
自:いや、俺は今日バイトシフトだからダメだろう?
バ:...
自:でも、吸いたいから交代で行くか?
バ:マジですか??いいんですか??
自:うん。でもトラブル起こるとマズいから、先ずこの時間帯の仕事は完璧にやって5分時間を作ろう。で吸ったあとの時間も完璧にやろう。もし、トラブル起こったら全力で対応ね!
バ:わかりました。
——— 喫煙後 —————–
自:この方法だったら、俺がいない時でもサボっていいよ。
バ:えっ??
自:でも、あくまで「サボり」だからね。
バ:はい
自:あと、他の社員に注意されたら「とりあえず謝っといて」。で、俺に教えて。俺が説明して謝るから。ナカジが良いって言ったって言ってもいいけど、余計怒られることも考えられるから。その辺はまかせる。
バ:わかりました。
自:みんなにも伝えといてね。
ということをやった結果。
クオリティーも高くなり、バイト責任のトラブルを出す回数が激減しました。
悪い話しも耳に入ってこなかったので、みんな上手くやってくれたんだと思います。
事例②
以前、面接をして頂いた会社の社長が
ウチはみんな頑張ってやってくれてるんだけど、若いからか「あと一歩頑張れば、もっと良いものになるのに」って時にいかないんだよね〜
と、話されていましたが
これは今思えば「まっすぐで張ってはいる状態(一応、張力がかかってる):ふつうにやってる」状態だと
なので、これも一度緩めてあげれば「負荷をかけられる」ようになると思います。
まとめ
マネージメントする時に「サボらせる」って勇気がいるところだと思います。
でも、あえてです。
あめと鞭
競馬でもそうでしょう
鞭は勝負どころで使うからこそ効果がある
そう思います。