【読書】40代、職業・ロックミュージシャン 大人になってもドロップアウトし続けるためにキッチリ生きる、’80年代から爆走中、彼らに学ぶ「生きざま」の知恵
ナカジ(@cp_nakajun)です。
大槻ケンヂ さんの本
40代、職業・ロックミュージシャン 大人になってもドロップアウトし続けるためにキッチリ生きる、’80年代から爆走中、彼らに学ぶ「生きざま」の知恵 (アスキー新書)
を読みました。
プロローグに
30代以上の読者は共感、得るところがあるハズです。若い読者には「大変だけど、俺も大人になれっかも」と将来への勇気を与えると思います。
と、あります。
僕は30代。プロローグ通り
めっちゃ共感しましたし、得るところもありました!!
基本、40代〜50代のミュージシャンとの対談形式ですので
サクッと気軽に読めます。
正直、登場するミュージシャンを知らなくても全然問題ないです!
本のタイトルに
ドロップアウトし続けるためにキッチリ生きる
と、ありますが
僕の感想としては
自分らしく豊に人生を送るためにキッチリ生きる
と、読み替えられると感じました。
誰だって生涯を通して貫きたいテーマってありますよね。それがたまたま「ロック」であった...
大人にもなって「ロック」なんていうテーマ
それこそ、家族を持って「ロック」している人もいます。
でも、金髪であったり、不安定な仕事。
周囲からは白い目でみられることも多いでしょう...
それでも、「自分らしくブレない軸」を持つメンタルの強さとだからこそキチンと生きる
それが、本書に一貫していることです。
いや、本当に言ってることは「マジで普通」です。
例えば
受け入れられるっていうか、それが〝生きる〟ってことなんじゃないかな。いつまでも20代と同じような完璧な身体も、容姿も、声も維持してる人なんて誰ひとりいないし、みんなそこを通るわけじゃない
老化についてですね
中村 私が過去にものすごく傷つけてしまったから。
大槻 え? どういうこと?
中村 彼女は一生懸命、私の『翼~』を歌ってたわけですよ。でも私、その音程が気になって。ついつい、「ちょっとそこ、違うんじゃない?」なんて言ってし まって。それで、歌が大キライになっちゃったんです
子育て
いまはもっときついから、倖田來未さんとかジャニーズとか、簡単な夢の世界に浸りたいんだよ。魂転がしたりしたくなくなるわけですよ! 「マネー!」って言ったところで、つかむマネーがないわけだから(笑
昔は貧乏な中にも希望があったからね。でも、いまは夢さえもてない。まさに〝希望格差社会
格差社会の問題
こんな感じで「普通」ではありますが、
最初に書いたように僕自身は「共感も得るもの」もありました。
気軽に読み進められるのも良いです!!
僕のように「20代に夢を追いかけて、今お休み中」の人。
オススメします!!感じるものがあるハズです!