人に潜む「異常心理」を知ることがマネージメントに悩む上司を解決する【あなたの中の異常心理】
ナカジ(@cp_nakajun)です。
自分をプロデュースしたり上手にメンタルをコントロールしてあげたくて
手にした本ですが
コレ、仕事上の人間関係を理解するにも役に立つ
特に、部下を持つ人や教育係を任された人なんかに
と思い、オススメします!!
とりあえず、読書メモをざ〜っと読んでみてください
人間は社会的な生き物である。社会的な生き物であるがゆえに、仲間に受け入れられることを強く望む。その期待が破れたとき、強い社会的痛みを感じる。のけ者になることに人間は極めて敏感である。のけ者にされると、脳の中の痛みの中枢が活発に活動するほどである。のけ者にされることは、肉体的な苦痛に劣らない苦痛をもたらすのである
誰であれ自分の非に向かい合うというのは、楽なことではない。「自分が悪かった」と素直に言える人は、かなり人間ができた人である
すべての人間がライバルである競争社会は、格差の広がりとも相まって、妬みを増幅させやすい環境を作り出している。本来、共同体を活性化し、共同体全体の幸福のために行われていた競争は、勝者となる個人が利益を独占するために行われるようになる
人を育てる仕事をするうえで、もっとも重要なことの一つは、「問題児」という見方を克服し、そうした視点にとらわれないだけの心構えをもつことである。なぜ、「問題児」という視点が好ましくないかと言えば、それは子どもを傷つけるというだけでなく、「問題」の改善を妨げるからでもある
対立のように見えることも、それは言葉の綾でしかなく、本質は別のところにあるのだということを念頭において、高い観点から事態を俯瞰し、賢明な行動を選択することができない
頭ごなしに問題点を指摘し、改めさせようとすると、問題がどんどんこじれていきやすい。そのやり方が、人間の両価性をまったく無視しているためだ。言っている方も言われる方も意固地になり、問題解決に至るどころか、関係自体がこじれてしまいやすい
要するに、人は皆
- 褒められたい
- 仲間が欲しい(派閥なんかいい例です)
- 「無視される」が精神的に一番きつい(いじめの典型)
- 「問題だ」という先入観を簡単にもってしまう
ほんとになんとも言えない気分になりました。
「なんでこんな小さな会社なのに、派閥があるんだ!?」とか
常に誰かが必ず「悪者」とされつづけ、その人が退職すると別の誰かにかわる。とか
本当に良くあると実感します。
くだらない...
でも、この本を読んで
「人間ってそういうものだ」と思えれば
対処できると思います。
部下を持つ上司の方は、この逆をやりましょう!
- 褒めて
- 部下を仲間だと思い
- 「あいつはできない奴だ」と思わない
ということでw