日ハム栗山監督が14勝投手「吉川光夫」にかけた魔法の言葉!
こんにちは(^-^)/
この栗山監督の言葉をどうしても書きたかったナカジ(@cp_nakajun)です。
それは、私が理想とする「マネージメントの1つの形」だと思うからです。
今シーズンの開幕前から「栗山監督」に注目していました。
それは、「解説者」としてはなじみがありましたが
「選手」としては大きな実績のない監督がどのような野球をするか
注目していました。
馬鹿にしていた訳ではありません!むしろ逆で
すごく期待していました!
サッカーの監督で言うと「モウリーニョ」も選手としての大きな実績はありません。
なにか、起こるんじゃないか!?
その栗山監督がシーズン前からメディアで名前を出していたのが
「吉川光夫」という投手
正直、知らない投手でした。
2006年の高校生ドラフト1巡目の選手ながらも
ここ3年間、勝ち星「0」の選手です。
その投手が今年急にチームトップの「14勝」を挙げます!!(2012/10/3時点)
監督はこの投手に開幕前から注目し、そして結果「花が開いた」訳です。
さて、栗山監督は何をしたのでしょうか。
「今年、結果を出せなければユニフォームを脱がす。だから、フォアボールを気にせずにお前のボールをしっかり投げろ」
「マウンドで自分の納得する投球をしてこい。でなければ俺も納得しない」
この言葉のをかけました。
吉川投手の問題は「制球難」。ファーボールの多さです。
吉川投手はこの言葉をこう振り返ってます。
「去年までは、『打たれたくない!』という思いから際どいコースを狙って投げていた。それで、フォアボールを与えていた。
今年は、厳しい球じゃなくてもストライクゾーンに自分の納得のいく球を投げればいい」
追い込まれた状況でも、心に余裕ができたことが結果につながっていました。
これだけのことですが
この魔法でチームトップの14勝投手に変えたのです。
埋もれていた、吉川投手の力を引き出した!
これは間違いなく栗山監督の功績です!
私はもしかしたら栗山監督に「モウリーニョ」に似た資質があるかもと予感します。
それは、リーグ優勝を決めたあとの選手のコメントが必ず
「監督のおかげ」
だったからです。
モウリーニョもメディアに対しては威圧的ですが、選手からの信頼は非常に厚い監督です。
この後のCS、日本シリーズ、そして来期も注目してます。