10年越えのEC経験からみる「Shopify」の5つの魅力

投稿日:2022-03-13



ナカジ(@cp_nakajun)です。

名前は聞いたことがあったのですが
新規にECサイトを構築する機会を得たタイミングでちゃんと向き合ってみました。

周りの人に「今、ECやるならshopifyだよ!」と言われてたこともありますが、自分で調べたり触ってみたりすればするほど

今は、というかこれからは

shopify一択だという結論です。

公式:Shopifyでネットショップを始めよう

いわゆるスタンダードな観点のshopifyの魅力は他にも多くの記事があるのでおまかせして

僕の個人的な観点からshopifyについて書いてみたいと思います。

ここが オススメ Shopify

本記事は、僕がまず思う5つの魅力について紹介します。

  1. 激安で提供される最低限だが充分な機能
  2. プラグインアプリによるオンデマンドな拡張性
  3. デザインテーマの多様性と拡張性
  4. WordPressより優れたテーマ設定の保存
  5. 第三者の参入しやすさがもたらすshopify周辺環境の広がり

個人的な所感ですが、この先しばらくはWEB制作のWordPress並みに、ECサイトのプラットフォームでスタンダードになります。

もしかしたらWEBサイトを構築するという領域でも求める使い方によってはshopifyを選択する方が良いと思ってます。

1.激安で提供される最低限だが充分な機能

とりあえず月額$29、約3000円程の激安で
デザインから決済機能を含めたECサイトを持つことができます。

細かな機能面の紹介は割愛しますが、あとで取り上げるプラグインアプリや開発パートナーの存在により実現しないことは限りなくないでしょう。

日本には月額無料やより安価なのECプラットフォームが多数ありますが

本格的な運営をするにあたって必要な機能の追加コストだったり、ECパッケージであるがゆえに、追加機能としても提供できない機能はまず実現できずに諦めることになります。

2.プラグインアプリによるオンデマンドな拡張性

そもそも日本は「多機能がリーズナブル」を謳う傾向があるように感じています。

さらに悪くいうと、表面上は多機能でも、実は必要な機能が別料金だったりします。

ビジネス的なマネタイズの方法として否定はしませんが
選ぶ側としては賢くいきたいです。

そういう意味でも「アプリ」による機能追加は
必要な機能だけを追加すれば良く、機能を無駄に複雑にしないので動作の軽量化につながると思いますしオペレーションもシンプルになります。

また、無料で提供されてるアプリも多いですし有料のアプリもリーズナブルなのでよほど大量に使わない限り他のECカートより高価になることはないと思います。

また、先にも書きましたがshopifyアプリは自分でもしくは第三者が開発できるので

拡張性について不安要素は無いでしょう。

3.デザインテーマの多様性と拡張性

wordpressを経験したことがあるひとならわかりやすいとおもいますが

shopifyもwordpressのように有料・無料のデザインテンプレートが多数存在します。

shopifyテーマ

ちゃんと調べたわけではないですが、量はwordpressの方が多いと思いますが、上記のページを見てもらうとshopifyもかなり充実してると思います。

しかも、というか特に2021年にリリースされた「OS2.0」規格のテーマはノーコードでカスタムできるページがトップページだけじゃなくなっているので自由度が格段にアップしてます。

さらにhtmlとcssの知識が少しあれば、デザインに関してはかなりやりたい放題な印象です。

4.WordPressより優れたテーマ設定の保存

これもすごく厳密に検証したわけではありませんが、shopifyサイトを構築し始めた感じでは

shopifyの方が「テーマとして管理・保存」するところと「サイトとして管理・保存」するデータの切り分けが優れているように感じます。

wordpressはそもそもブログのCMSだったりするので思想が違うんだと思いますが

例えばwordpressだとウィジェットの表示位置や定義はテーマで行い、配置はサイト全体で管理している感じです。

なんで、テーマを変えると

ウィジェットは当然良くわからない位置に設定されるし
なんならテーマ特有のウィジェットは無くなります。

shopifyはサイトとして管理してるのが、ざっくり

  • ブログ記事
  • 個別ページ
  • メニュー

になり

それ以外のデザイン要素やそのコンテンツはテーマとして管理されるので

例えば、キャンペーン期間のデザイン・レイアウトと通常のデザイン・レイアウトをワンタッチで変えることができたりします。

バックアップを取るのも楽チンです!

また、テーマを構成するファイル群も思ってたよりわかり易い印象です。
すごい個人的な所感ですが…

5.第三者の参入しやすさがもたらす周辺環境の広がり

本記事の最後になりますが、これまでの日本のECプラットフォームとの最大の違いがコレかと思います。

wordpressの周辺環境を知っている人は想像しやすいと思いますが

wordpressというプラットフォームに対して

構築・カスタマイズ・テーマの開発、販売・プラグインの販売、開発などプラットフォームを活用するために企業、個人問わず多数の様々な人、企業が活動してます。

wordpressを知らなくてもiPhoneの周辺にある
アプリやケースを始めとするアクセサリーをイメージして貰えればわかり易いと思います。

個人的な所感では

shopifyはカスタマイズの余地や構成しているシステムの仕様の公開のしかた

「Shopify Expert」の認定制度など

あらかじめ想定して提供しているように感じます。

実際にECを運営するエンドユーザーにだけ目を向けて開発されたサービスではなく、運営者がサポートをお願いするであろう人達にそれをしやすいようすることで、結果ユーザーが増えノウハウがどんどん共有されることで

自然とプロダクトがプロダクトが盛り上がるのは
iPhoneの状況を考えると自明の理かと思います。

既存のECプラットフォームは提供元がそれなりに手厚いサポートをしてくれるので比較的丸投げできたり担当者は安心ですが

基本はパッケージ、カスタムも限られる、第三者はそのノウハウをためるメリットないので2ndオピニオン的に相談できる業者やフリーランスはほぼ存在しない、居たとしてもできることはかなり限られる。

に対して、shopifyは担当者は
情報収集を始め、必要な機能も制作や運営パートナーも自分で選択しなければなりません。

ですが、コレを避けることは何もしないと一緒で担当者と言えません。

キビしい書き方をしましたが、逆に言えば
一度少し頑張って向き合ってしまえば、その先にあるのは

自由自在・やりたい放題!です

思い通りのEC運営にたどり着く一番の可能性が待ってます!

まとめ

最後に現段階の個人的な見解ですが

ECプラットフォームだけでなく、普通にサイト制作のCMSとしての利用も充分にポテンシャルを持ってると思います。

以上、現状の超個人的な所感でした。

サポート募集中

この記事はお役に立てましたか。
よかったら、コーヒー ☕ をご馳走いただけたら励みになります。



おすすめのクリエイティブ・コーディング関連カテゴリー

ウェブツール

機能はシンプルなものですが、p5.jsやTone.jsで描画したり音が出たりするので遊んでみてください。
・【Midi Number Tools】:MIDIナンバーから音名と周波数を判定します
・【Delay Time Calculator】:テンポに応じた音符の長さを判定します