【 Tooll.io 】サラッと遊ぶために使い方の「超基礎」だけをまとめてみた
ナカジ(@cp_nakajun)です。
前回「Tooll.io」というノードベースのグラフィックツールをご紹介しました。
【 Tooll.io 】今後の開発が継続的なら期待しちゃうインタラクティブ&リアルタイムなノードベースのグラフィックツール
今回は僕がサラッと触ってみたレベルですがとりあえずちょっとした使い方を共有しようと思います。
英語を普通に読める方は以下の公式マニュアルをご確認下さい。
Tooll.io の超基礎的な使い方
まずは、前回の記事と同じですがダウンロードからインストールのおさらいです。
インストールとtoollの起動
インストーラーがあってインストールするわけではなく、ダウンロードしたファイルで実行するタイプです。
- 公式ページのダウンロードページへ行く
- 最新版のZIPファイルをダウンロード
- ZIPファイルを解凍し任意のディレクトリーに置く
解凍したフォルダーの「Tooll.exe」をダブルクリックすると起動します。
画面レイアウト
他のノードベースツールを使ったことがある人はわかりづらくはないのかな
- オペレーターワークスペースとタイムライン
- パラメータビュー:オペレーターの設定、プリセット、ドキュメントなど
- セレクションビュー:選択したオペレータ処理のプレビューなど
- ライブラリビュー:オペレーターのライブラリーなど
- コンソールビュー:
- カラーピッカー
基本的にオペレーターワークスペースでプログラム(パッチング)してパラメータービューで各オペレーターの設定をしていく感じです。
操作方法
オペレーターワークスペースでオペレータをつないでいくことでプログラミングをしていきます。
最初にひとつ大切なこととして
Toollのプログラミング順(処理の順番・流れ)は「下から上」になります。
オペレータを配置する方法
- オペレーターワークスペースでダブルクリック
- 「TAB」キーを押す
で、「クリエイトオペレーターウインドウ」を出してオペレーターをダブルクリックしてワークスペースに配置する
もしくは
ライブラリビューから選択し、ダブルクリックもしくはドラック&ドロップで配置します。
オペレーターはTouchDesignerのように役割によってわかりやすいように色分けされています。
ただ、色による区別の詳細をきちんと説明できるほど理解できてないのが正直です。
オペレーターの分類は「パラメータービュー」の上部、オペレーターの名前
lib.image.render RenderToImage
の左側lib.image.renderが分類を表すのかなというのが今の僕の理解。
ですが、とりあえず最初は
- シアン:geometry系
- マゼンタ:image系
って感じでいいかな、と
パッチング(結線)
いわゆる「プログラミング」
機能(オペレーター)をつなげて処理を作っていきます。
その前にオペレーターワークスペースの操作方法
- ズームイン・アウト:マウスホイール
- スペースを動かす:右クリックしたまま動かす
2つ目、ちゃんと言葉に出来てなくて意味がわからないですね…
すいません、やってみてください。
そしてオペレーターをつないでいく方法ですが
先に書いたようにToollは処理を下から上に向かって作っていきます。
なので、オペレーターの上部の「吹き出し」のようになってる部分をクリックしそのままつなぐオペレータの上に持って行って離します。
同じ色のオペレーター同士はそのままなにも考えずに繋ぐことができます。
ズームして1つのオペレータを大きく表示すると下部に色がついているオペレーターがあります。
これはその色のオペレーターからの入力を受け取ることができるということになります。
キーフレームを使ったアニメーション
キーフレームを使って映像を動かしたり変化させたりする方法を簡単に紹介します。
上記画像を参考にしてください。
- 動かしたい要素のあるオペレータを選択する
- パラメーターの左(上記の矢印)のあたりで右クリック
- 「set keyframe」を選択するとその時の値が左下のタイムラインに設定される
- タイムラインのオレンジのバーを動かし、パラメーターを変化後の値にする
キーフレームアニメーションが設定されるとオペレーターの右側がオレンジ色になります。
まずはこんな感じでしょうか。
以下に公式YouTubeチャンネルのイントロダクション動画を紹介しておきます。
tooll.io introduction