今「Max7」や「Max for Live」いわゆる Max/Msp を学ぶとメリットあるのはこんな人
ナカジ(@cp_nakajun)です。
今回は僕の戯言…わりと今さら感がありますが
今年、「MAXサマースクール・イン・藝大 2018」(申し込み期限がすぎてます。ごめんなさい)
が開催されるということをきっかけにふと
「Maxのようにパッチング(結線)でオーディオやビジュアルを作れる環境にたくさんの選択肢がある今、僕はどんな人にMaxを勧めるだろう?」と思い改めて整理してみようと思います。
だってさ、以前書いた時でもこんだけあるんだから…
「クリエイティブコーディングとは?メディアアート・インタラクティブアートなど音響・映像表現をする為のプログラミング環境のまとめ」
で、先に結論を書くと想像どおり「音」「音楽」でした。
これをもう少し細かく考えてみましょう!
Max7の学習がもたらすメリット
表現したいことが主として音楽の人!!
そして音楽を軸にして
- アナログシンセを活用
- 映像表現
- 照明表現
- 変わった音を出したい
- 変わったことをしたい
という人はMaxを学ぶメリットがあります。
ポイントとしてはあくまでも音に軸があり、それを拡張したい人だと思います。
特にableton Live!を使っている人は「Max for Live」という
ableton Live内でプラグインとしてMaxを使えるものがあるのでオススメです。
簡単ですが「Max for Live」と「Max7」の使い方の違い的なところを紹介すると
例えば4小節ごとに「映像Aから映像Bに切り替える」ということをしたい。とします。
Max7だと「そもそも4小節というタイミングを作る」必要がありますが
Max for Liveだとableton Liveがテンポにあわせた小節をもっているので、例えば特定のMIDIノートを打っておけば、それをMax for Liveで拾えばいいだけという感じになります。
説明難しいですね。
単純に言うと「音楽の基本的なところはableton Live」に任せて、その先の表現部分をMaxで作ればいいのが「Max for Live」。
すべての部分を作るのが「Max7」。です。
こう書くと「Max for Live」がいいじゃんとなりますが、音楽からも自由になる為、それ以上の表現には「Max7」が必要です。
では例として僕がファンでありMaxスキルが高いとこんなスゲェことできるよ!という方を紹介します。
Akihiko Matsumoto(松本昭彦)さん
最近はモジュラーシンセをMaxで制御してLiveをされてます。
Katsuhiro Chibaさん
基本Maxオンリーに見えますが、Chibaさんはそもそもオブジェクト自体をC言語等で作られるのでMaxの例としては凄すぎて妥当か迷うレベル。