「ppooll」はMaxMSPで作られたフリーの音楽・映像モジュラーワークステーション。有名アーティストも愛用。
ナカジ(@cp_nakajun)です。
「ppooll」は「プール」と読めばいいみたいです。
このソフトの歴史は古く、1998年に「lloopp(ループ)」と言う名前のサンプルベースのループマシンとして誕生しました。
「2015年 5・6月のサンレコ「私の手放せない一品」
でJEMAPURがこの「Ppooll」を紹介していたことを思い出したこともあって、今回紹介することにしました。
「Ppooll」
まずPpoollの公式サイトです。
ppooll is a software written in MaxMSP designed for sound design, live-improvising, video manipulation, interactive installations, and a variety of other purposes.
ppoollは、サウンドデザイン、ライブ即興、ビデオ操作、インタラクティブなインストール、およびその他のさまざまな目的のために設計されたMaxMSPで書かれたソフトウェアです。
MaxMSPで作られているので、動作環境はMaxが動く環境です。
- MacOS
- Windows
です。
Ppoollは公式サイトのマニュアルページで確認するだけでも100以上のモジュールがあります。
こんな感じのモジュール↓↓
それらを必要に応じて組み合わせながら使っていきます。
なので、使いこなすにはおそらくそれなりの時間がかかるでしょう。
それでもこの手のソフトにしては
マニュアルページ(英語ですが)やヘルプは充実していると思いますし
自分でMaxパッチを組み上げるよりはるかに早く結果を得られると思います。
僕もとりあえずセットアップして、サイン波モジュールを2つロードして遊んでみました。
Ppoollのセットアップ
Maxが必要なのでCycling’74からMax7をダウンロードしてインストールします。
https://cycling74.com/downloads
Ppoollのダウンロードページから入手します。
http://ppooll.klingt.org/index.php/downloads
ダウンロードして解答したら、「ppooll」フォルダーを
/User/Documents/Max 7/Library/
にコピーすれば完了です。
「ppooll_host.maxpat」をクリックすれば起動します。