TouchDesigner で作った映像をフルスクリーン(全画面)表示する方法

投稿日:2017-05-26



ナカジ(@cp_nakajun)です。

TouchDesignerで映像を作り始めたとき、結構はやい段階で「作った映像をフルスクリーンで表示」させてみたくなるんじゃないでしょうか?

なぜって?

VJをやろうと思ってるにしろ、「展示作品」を作ろうと思ってるにしても
TouchDesignerのリアルタイム性を活かした作品を作る場合は特に必要なことだからです。

ムービーファイルに書き出したモノを作品としたい場合やTouchDesignerをデータ処理だけに使うような場合以外は使う機能だと。

では、その方法を共有します。

COMP > windowでフルスクリーン表示

最初に書いてしまいました。

TouchDesignerでフルスクリーン表示(出力)する方法は
Operater選択ウインドウの「COMP」にある「window」を選んで配置します。

出力したい映像を「window」に渡したあと「window」の設定をすることで全画面表示することができます。

COMP > windowです。

では、順を追って簡単に説明していきます。

TouchDesignerを起動した時の初期画面を全画面表示してみます。


COMPからwindowを選びネットワークに配置します。




windowのソースを設定します。




とりあえず出力したい映像を「window」に渡せるとこんな感じです。


ここからが本題です。

以下は「window」の設定画面ですが「赤」で囲ったところを設定してください。

  • Location:single monitor
  • Size:Full Location
  • Borders:OFF
  • Cursor Visible:OFF


  • Location:VJなどで第二画面がある時など状況次第
  • Borders:OSのメニューバーの表示・非常時
  • Cursor Visible:マウスポインターの表示・非表示

そしてお待たせしました。

上記画像の下側の矢印

「Open in Separate Window」

をクリックするとフルスクリー表示します!

そして元に戻るには上の矢印にありますが

「ESC」を押すと戻ります。

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機能はシンプルなものですが、p5.jsやTone.jsで描画したり音が出たりするので遊んでみてください。
・【Midi Number Tools】:MIDIナンバーから音名と周波数を判定します
・【Delay Time Calculator】:テンポに応じた音符の長さを判定します