おやじギャグやダジャレが「寒っ!」となる構造について考えることで仕事力をあげよう!
おはようございます^ – ^
ナカジ(@cp_nakajun)です。
ふと、おやじギャグについて思ったことがあるので書いてみる。
僕はおそらくおやじギャグを言ってるほうだと思う。
ここでいうおやじギャグとはお酒の席などでセクハラまがいの下ネタではなく
おじさんが言う「ダジャレ」に限定する。
(個人的に下ネタは嫌い。お笑いですらないと思ってるので)
そしてダジャレおやじギャグは世間的には「サムイ」とされており
自分より若い世代には圧倒的に伝わらず、かつ「ひかれる」ことになる。
ただ、芸能界には高田純次のようにおやじギャグで笑いをとり
明石家さんまのようにまれにコレの要素を使って笑わせる人もいる。
僕が思う「面白い人の共通点」は頭の回転が早いことだ
要するに
- 話しの流れに合わせて
- ポピュラーな時事ネタを
- 瞬発的に
ブッ込める、頭の回転が早い人。
これが面白い人。
実はこれは
おやじギャグに必要なスキル
です。
じゃあ、なぜ芸能人は面白くて、普通のおじさんはサムイんだろうか
原因は相手との知識レベルの差
サムイとされる原因はほとんどこの
おやじギャグを言う相手との「知識レベルの差」だ。
少し補足すると、芸人、芸能人は当然「瞬発力」が優れてるし
話しの流れを作るのも合わせるのもうまい。
(だからプロである)
また、スベる多くの普通のおじさんは言ったあとに「ドヤ顔」するのが問題だ。
それらを除いたのが「知識レベルの差」
ようするに「ポピュラーな時事ネタ」の選択が悪く、聞く方にとっては「ポピュラー」でないのだ。
だから、まず「伝わらない」し何を言ってるかわからないから「サムイ」、結果スベる。
知識レベルの差の原因
知識レベルの差と書いたが、これは頭の良い悪いを言っているのではない。
この差が生まれる原因は生活環境と興味の差だ。
どういうことか。
おやじギャグを言う人はどういうオヤジか?
年齢ではない。
例えば、こう仮定してみる。
- サラリーマンである
- 毎日、日経新聞を読んでいる
- 趣味はお酒を飲むこと、野球・サッカー観戦
- テレビは深夜番組を少しみるぐらい
では次にオヤジがギャグを言う相手を仮定してみる。
「サムイ」と言ってひく筆頭候補は「奥さん」だろう
- 主婦をしている
- 日中は家事と育児が中心
- テレビは昼の情報番組とバラエティが中心
- ファッションと美容に興味がある
もうわかっただろうか?
知識・情報が共通するところがないのだ。
なので、オヤジが言うおやじギャグの「ポピュラーな時事ネタ」はもはや時事ネタですらないので当然のようにスベる。
もし仮にオヤジがバラエティ番組を好きで深夜番組ではなく、録画したバラエティ番組をみていたら
もし仮に奥さんがスポーツ好きで野球やサッカーを見ていたら。
知識と話題に共通点ができる。
であるならば、あとは頭の回転(瞬発力)と話しの上手さ、テクニックがあれば奥さんを笑わせることができるだろう
(ドヤ顔しなければ…)
息子や娘も同様である。
もっと言うと同じサラリーマン、男同士だったとしても「世代の差」や意識の違いからくる「情報格差」がある場合はやはりこの手の笑いは取れないハズである。
飲み屋の女の子。
例えばホステスやキャバ嬢にこの手の笑いが通じたときは
「自分は面白い」と勘違いしてはいけない。
彼女達は「仕事の為」にそういう情報を得ているからだ。
(ある意味で出来る女性である)
おやじギャグであっても必要なのは相手の立場を考えることなのだ。
これはビジネスにも通じることである、と
強引にまとめる。