MobMuPlatでPureDataのパッチを実行する方法!とりあえず試した!
おはようございます(^_^)/
ナカジ(@cp_nakajun)です。
先日紹介した「PureDataのパッチをスマホで実行するアプリ」MobMuPlat
とりあえず、簡単なパッチとMobMuPlatで作ったインターフェースを準備して
iPhone6plusで動かしてみるところまで試してみたので
その方法を紹介します。
MobMuPlatで実行する手順
- MobMuPlat Editor上でユーザーインターフェイスを作る
- PureDataで音響のプログラムを書く
- iTunes経由で必要なMobMuPlatファイル,PDのファイル,音声ファイルをコピー
- iPhoneでMobMuPlatを起動する
ざっくり書くとこのような流れです。
MobMuPlat Editor上でユーザーインターフェイスを作る
MobMuPlatの公式サイトにあるリンクからダウンロードできるEditor上で
ユーザーインターフェイスを作ります。
エディターを起動します。
とりあえず僕は「slider」オブジェクトを配置
sliderは赤い四角で書いたところが1つポイントです。
「2」を入れると0〜1までの浮動小数点
それ以外だと整数が出力されます。
あと「Address」の部分は後ほど、PDパッチのところで説明しますが
ここもポイントです。
PureDataで音響のプログラムを書く
PureData自体のプログラミング方法は今は割愛しますが
開発するPureDataは「Vanilla」を使ってください。
(Extendedではダメなようです)
※Vanilla=ミラーパケットのオリジナルプログラム
僕はここで疑問がありました。
「作ったインターフェースとPDのプログラムはどうやって繋がるのか??」
これは、先ほどダウンロードしたMobMuPlat Editorのフォルダーの
【MobMuPlatTemplate.pd】というパッチを開くとわかります。
下記の画像がそのパッチの中身ですが、どうやらこれがインターフェースとのやりとりに
つかうオブジェクトのようです。
で、試しに僕も作ってみました。
iPhoneでMobMuPlatを起動すればお気づきになると思いますが
チュートリアルと同じ内容をなぞってみました。
iTunes経由で必要なMobMuPlatファイル,PDのファイルをコピー
iTunesを起動する前に、App storeからMobMuPlatをiPhoneにダウンロード
しておいてください。
iTunesを起動しAppからMobMuPlatに必要なファイルをコピーします。
MobMuPlat Editorで作成したインターフェースファイルは「.mmp」です。
これとPDのファイル「.pd」をiPhoneにコピーします。
具体的なやり方は他のアプリと同じなので割愛します。
最後にiPhoneでMobMuPlatを起動し、作成したファイルを実行するだけです。
さて、次の問題はなにを作るかです!
確認したところ、iPhoneのGarageBandの音源としても使えるので
ちょっと色々作ってみようと思ってます。!!
PureDataのプログラミングについては下記の書籍がオススメです。