【落合監督】本当の「実力主義」は冷たいようで実は「温かい」
こんばんは(^-^)/
ナカジ(@cp_nakajun)です。
先日、日ハムの大谷選手の二刀流について書いたとき
落合監督の器の大きさに尊敬の念を抱きました
落合監督って「冷たい」イメージだったんですけど、逆ですね
真の意味で「温かい」人なんだと
いや、「厳しい」人なのは間違いなく。(自分にも)
ただし、軸をぶらさず、感情に流されず、シンプルに...
部下の位置づけである選手・コーチへの対応を「冷たく感じる」
軸をぶらさず、感情に流されず、シンプル
を徹底することで、プロフェッショナルとしてはやりやすくなります。
そこには「部下をプロとして尊重する姿勢」と後述しますが、さらに隠れた温かさがあります。
そんな落合監督の言葉を紹介します。
大谷選手について、の時
もっと言えばどっちもレベルに達しなければ使わなければ いいんだろう
プロとしての厳しさ、でも同時に
「これで途中で止めて、お前こっち一本でいけよって言ったら、両方ダメになるような気がする」
「悔い残さない野球人生を送らすためには、本人の意志を尊重してやらなきゃダメ。あとはどうやって周りがフォローするかですよ」
“もう無理です”て言うんなら、俺が監督なら相談には乗るし。
選手のこともちゃんと考えてる
2004年の監督就任時
落合監督が一軍、二軍の壁を取り去って選手を集め、初日から紅白戦を行なった。「見たこともない選手を一軍、二軍と分けられるわけがない」
この年、落合監督は「戦力補強」とクビ切りを凍結、現有戦力だけで戦うことを宣言していた。「選手たちはスカウトに選ばれてユニフォームを着たエリートだ。練習の方法、意識の持ち方次第で誰もが一流になれる可能性を持っているはず。それを引き出し、チャンスを与えてやるのが監督の仕事」
「組閣についても、落合監督は自分の人脈などで選ぶいわゆる“お友達内閣”ではなく、実力主義で選んでいました。いい例が、それまで中日に在籍したこともなかった石嶺和彦コーチで、彼は落合監督が現役時代、“この人なら自分の打撃理論を理解できる”と感じていた」
その後も現在に至るまで、中日は大型補強をほとんど行なっていない
「練習の方法、意識の持ち方次第で誰もが一流になれる可能性を持っているはず。それを引き出し、チャンスを与える」
これが本当の意味で「マネージメント」だと僕は考えます。
部下を持ったらこうありたいと思います。
落合監督がメディア受けが悪かった理由
『選手には家族がいる。もし俺が試合後のコメントで名指しで批判したら、妻が何かいわれたり、子供が学校でいじめられたりする可能性が大きい』と公の場で選手にチクリということはなかった。
マジでそこまで考えてるんですか!?
でも、そこまで考えてることを裏付ける
WBCに選手を出さず、批判を浴びた時のコメント
「公式戦以外のイベントへの参加の強制権はない。選手は球団の社員ではなく、個人事業主。故障をしたときの保障もなく、理想論を掲げられて一番困るのは選手だ。みんな出てくれると思っているのが大間違い」
落合監督は選手をプロとして扱う。自身が現役時代そうだったように、「球団のために野球をするな。自分の生活を守るためにやれ」という方針を貫いている。
この考え方と方針は「選手のモチベーションアップ」になっているようです。
WBCのようなイベントは「ファンは楽しみ」だし、それが業界活性化に繋がる面があります。
確かに「プロ野球」という業界を考えると「ファンあってのプロ野球」なので
「理想論」を押し付ける日本プロ野球機構の意図はわかりますが
本当の意味で「選手のこと」を考えると「故障した時の保障」なんかの仕組みは必要なんでしょうね。
まとめると
「徹底した実力主義」なので実際「出てくる」のは大変でしょう。
ただ、「求められていること=結果」が非常にシンプルなので「どうすべきか」が自分でも見つけやすく努力もしやすいと思います。
ダメな時も自分で理解し、納得できる!!
これが中途半端な組織なんかですと
「実力主義」とか言いながら、「派閥」とか、酷いケースだと「上司の気分で評価基準すら変わる」ってのも現実に存在してると思います。
「家族を人質に」転勤で単身赴任を仕向けたり、過剰労働させたりとか...
やだやだw
落合監督はビジネスパーソンとしても手本となるんじゃないでしょうか。
これは、落合監督の本を読まないとダメかなw
※この記事の書くにあたって以下を参考にしました