【仮説思考】で仕事もプライベートも「楽にする」!!

投稿日:2013-02-09


 
仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法
 
こんばんは(^-^)/

ナカジ(@cp_nakajun)です。

 

「仮説思考」はビジネスパーソン必須のスキル!!

 

とは良く言われるところですが

 

本書を読むと「何にでもつかえます」ね!

 

プライベートで悩んでいること趣味・習い事などの学習

生活すべてを「効率よく」「シンプル」にすることができます

 

これは是非身につけたいスキルです!

 

読書のメモを共有します。

 

失敗するとそこから学べる。なぜ失敗したか、うまくいかなかったかを考え、次はあそこを変えてみよう、今度は別のやり方を取り入れてみようと試行錯誤しながら、進歩していくのである。失敗を積み重ねながら、仮説思考は進化していく実は仕事ができる人は、人より答えを出すのが早いのである。まだ十分な材料が集まっていない段階、あるいは分析が進んでいない段階で、自分なりの答えをもつもう少しくわしくいえば、仕事の速い人は限られた情報をベースに、人より早くかつ正確に問題点を発見でき、かつ解決策につなげることのできる思考法を身につけているのである

仮説を立てることで、やるべきことがクリアになり、論点を深く考えることができる

羽生はいう。こんなこともいっている。「判断のための情報が増えるほど正しい決断ができるようになるかというと、必ずしもそうはいかない。私はそこに将棋のおもしろさのひとつがあると思っているが、経験によって考える材料が増えると、逆に、迷ったり、心配したり、怖いという気持ちが働き、思考の迷路にはまってしまう。将棋にかぎらず、考える力というのはそういうものだろう

ひとつ目は、情報洪水に溺れなくなること。二つ目は、問題解決に役立つこと。そして三つ目は、大局観をもって仕事ができることだ。

つまり意思決定をするときには、いますでにある選択肢を狭めてくれる情報だけが役立つの

意外に思うかもしれないが、頭のよい人が多い企業、たとえば伝統的大企業ほど網羅思考の傾向が強い。結果として理屈先行で、意思決定に時間がかかったり、人の提案にはまず批判やあら探しから入る傾向がある。もちろん本人は悪気があるわけではなく、完璧を期しているつもりなので、余計たちが悪い。コンサルタントをやっていてだめな企業だなと感じるのは、この手の企業だ

企業も同じで、同時にあれこれ手をつけるよりも、ここだけは直さなくてはという一点に集中して、そこを手直ししていったほうがうまくいくものである

すべては相対的であり、自社が何をするかによって、相手の動きも変わる。となれば、数学のような答えを求めるよりは、自社がこう動くと取引先や消費者はどう動き、それに対して競争相手がどう反応するかということを読み解くことにカギがあ

ランドシュタイナーや石坂公成は、頭の中に、「きっとAという答えが出るはずだ」という仮説をはじめにもち、全体のストーリーを描いた上で、その仮説が正しいかどうかを実験で検証するという方法で研究論文を書いていた

自分がつくったストーリー、つまり仮説を検証するために必要な証拠だけを集めればいいので、無駄な分析や情報収集の必要がなくなり、非常に効率がよくなる

もともとの仮説が否定される段階で、新しい仮説の芽は発見されていることが多いので、大したロスにはならない

仮説思考を身につけると、迅速にやるべきことを整理し、目的、目標に向けて意識、動きをフォーカスしていくことができる。仮説思考を身につける効用は実に大きいのである

実際に問題を解決する場合、問題そのものを発見する「問題発見の仮説」と、明らかになった問題を実際に解決する「問題解決の仮説」の二段階の仮説を使う

なにより仮説は正解ではない。確からしい答えなのである。極論すれば間違っていても一向にかまわないというもの

仮説を進化させるには、仮説を立ててから検証するまでのサイクルタイムを可能な限り短期間に抑え、できるだけ数多くの実験を繰り返すことがポイントになる

空パックを使ってストーリーのアウトラインをつくり、全体像を見渡すと、その後の作業が明確になり、仕事のスピードは格段に速くなる。さらに、「空パック」は、自分の頭を整理するときややるべきことを整理するときに役立つだけでなく、他人に仕事を頼むときや、上司に自分がやろうとしていることを説明する際にも大変役に立

「名刺の裏一枚に書ききれないアイデアは、大したアイデアではない」

現状をいったん忘れて新たに考えるときに、創造的な仮説が生まれる

このように具体的になるまでSo What ? を繰り返すのが、仮説を掘り下げるコツである

ディスカッションで答えを引きだしたいなら、必ず自分なりに仮説を立てておき、それを先にぶつけなくてはならない

仮説の検証のための分析のコツは、まず最小限の要素だけを急いで簡単にやるよう心がけることだ

「六六・七パーセントの人が賛成」などという記述をよく見かける。その結果から、一〇〇〇人のうち六六七人が賛成と考えるとたいへん多く感じるが、実は三人のうちの二人が賛成しているにすぎないことも多い。こうした場合は、ひとりが反対に回ると結果が逆になってしまう。そうした本質的なことを見ないで細かな数字にとらわれると、判断を間違えることにな

刑事コロンボや古畑任三郎は、仮説思考によって「犯人らしい人物」を最初に特定し、それから詳細な捜査をスタートさせる。仮説志向型の捜査である

仮説を立てることは決して単純な話ではなく、よい経験、バラエティに富んだ経験を積むことが非常に大切だ

少ない情報で全体像をつかむことができると、仕事の効率が格段に上がる。まず、何をやるべきかがはっきりする。証明すべき事柄や、やるべき分析が明確になる。また仕事を何人かで分担している場合にも、全体像がわかっている上に、自分が担当する仕事がどの部分で、何を目的としているかが明確になる

 

本書はとても事例が多く、例にならって考えていくことができます。

 

また、「仮説思考」を身につける為の練習方法も参考になります。

 

ぼくはこの本を読む前にEvernoteにこうメモしました。

仮説を作る為の情報収集

仮説を支える為の情報収集

 

まさにこのことが書いてあり、その効果や理由もわかりやすく解説されています。

 

  • プロ棋士(羽生善治)の思考方法の解説
  • 実験をする前に論文を書く研究者

のくだりはとても興味深く読みました。

 

読みやすいですし、非常にオススメの一冊です。

 

 

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