PraxisLIVEを始めよう!インストールと動作確認をする方法
ナカジ(@cp_nakajun)です。
前回に続きPraxisLIVEです。
PraxisLIVEについては以下をご覧いただけると嬉しいです。
【PraxisLIVE】Processingクリエーターに朗報!?Processigにノードベース環境をプラスした統合開発環境で可能性と手軽さがパワーアップ!
今回はインストールして使い始める方法を書きます。
試しに手元にあるMac、Windows、Ubuntu(linux)すべてにインストールしてみましたが、とりあえず怖いことはありません。
早速、ご自身の環境にあったパッケージをダウンロードしてインストールしていきましょう!
PraxisLIVE Installation
PraxisLIVEはマルチプラットフォームに対応しています。
- Mac
- Windows
- Linux(.deb)
上記プラットフォームはパッケージを以下のURLよりダウンロードしてください。
システム要件
WindowsおよびmacOS用のPraxisLIVEダウンロードには、OpenJDK 8の独自のコピーが含まれます。Linuxユーザー、またはプレーンzipダウンロードを使用するユーザーは、Java 8 JDKで実行する必要があります。 PraxisLIVEにはJava 8が必要であり、現在Java 9以降では実行されません(Java 9+での実行のサポートはv4アップデートで提供されます)。
GStreamer 1.xは、ビデオのキャプチャと再生に必要です。 GStreamerライブラリは、PraxisLIVEのダウンロードには含まれていません。 これは、サイズを縮小し、必要なGStreamerバージョンを常に使用できるようにするためです。 WindowsおよびmacOSでのGStreamerの最新の推奨ダウンロードリンクを以下およびアプリケーションのスタートページに示します。
上記のように
- Java 8 JDK
- GStreamerライブラリ
が必要だと記述がありますが
JAVAについてはインストーラーに含まれ、自動でインストールされますし
GStreamerについてはインストール後に起動すると適したバージョンのダウンロードリンクがわかりやすく案内されるので心配することはありません。
インストール作業
まず、ダウンロードしたパッケージをインストールします。
MacとWindowsについてはダウンロードしたインストーラーを実行すればなんの問題もなくいつものようにインストールできるでしょう。
Linuxはダウンロードした.debファイルをパッケージインストーラーからインストールすることで同様にインストールできました。
GStreamerのセットアップ
先に疑問として「GStreamer」ってなんだ??
と、僕は思った(=知らなかった)のでWikiをみます。
GStreamer(ジーストリーマー)は、フリー(ライセンスはLGPL)のマルチメディアフレームワーク。
C言語で記述され、主にUNIXで開発されている。ビデオ編集ソフトやストリーミング、そしてメディアプレーヤなどのようなマルチメディアアプリケーションソフトウェアのベースとなる機能を提供する。
(Wikiより)
と、あります。
どうやらビデオ系コンポーネントを使う際に必要なようです。
GStreamer 1.x is required for video capture and playback.
GStreamer 1.xは、ビデオのキャプチャと再生に必要です。
ではこのGStreamerをどうやって導入するかですが
簡単です。
- PraxisLIVEを起動
- スタートページ(通常は起動時に表示)の一番下。「video playback and capture」のボタンからダウンロード
- ダウンロードしたインストーラーを実行
です。
こんな手順になってるのは本体のインストーラーサイズを小さくすることと適したGStreamerのバージョンを常に使用することが目的とのようです。
GStreamer libraries are not included in the PraxisLIVE downloads for. This is to reduce their size and ensure you can always use the GStreamer version you want.
GStreamerライブラリは、PraxisLIVEのダウンロードには含まれていません。 これは、サイズを縮小し、必要なGStreamerバージョンを常に使用できるようにするためです。
ここまででPraxisLIVEのインストールは完了です!
そのはずです。
次は「動作確認」の為にExampleを導入して実行してみましょう!
Example projectsを導入して動作確認
公式サイトの流れにもあるので、Example projectsを導入して動作確認をしつつ
PraxisLIVEでどんなことができるのかも見てしまいましょう!
- スタートページからExample projectsをインストール
- メニューの[File]→[New Project]もしくはツールバーのボタンでウィザードを開く
- [Examples]から試したいプロジェクトを選び[>Next]ボタンをクリック
- Exampleのプロジェクト名を決め、展開するディレクトリーを確認して[Finish]ボタンをクリック
- [Projects]タブでプロジェクトをハイライトし、クリック
- ツールバーにある再生マークのボタンをクリックして「実行」
- プロジェクトの「停止」はツールバー[Restart Hub]ボタンをクリック
- 別のプロジェクトを実行する前は[Restart Hub]ボタンで必ずハブの再起動が必要
という流れになります。
PraxisLIVEの操作方法については次回の記事にします。
Exampleプロジェクトは展開する際にプロジェクト名を変更できるので、Exampleをベースに開発するのも良いと思います。
上記の手順をスクリーンショットで追っておきます。
1.スタートページからExample projectsをインストール
3.[Examples]から試したいプロジェクトを選び[>Next]ボタンをクリック
4.Exampleのプロジェクト名を決め、展開するディレクトリーを確認して[Finish]ボタンをクリック
5.[Projects]タブでプロジェクトをハイライトし、クリック
6.ツールバーにある再生マークのボタンをクリックして「実行」すると
こんな感じで実行されます。
まずは同じ要領でいろんなExampleを見てみましょう!!
今回はここまで…