【 cables.gl 】完全ブラウザベースのノードベース ビジュアルクリエイティブ環境!個人的には大注目!

投稿日:2019-05-11



ナカジ(@cp_nakajun)です。

昨今(ニッチな世界だけかもしれないけど)ビジュアル関連のクリエイティブ環境(ex:TouchDesigner,Houdini,Notch,etc…)の盛り上がりに熱を感じています。

僕はそもそもこういう環境(ツール)そのものとか違いとかにも面白さを感じてしまっている部分があるしょうもない奴な感じですが
本質的には「目的に合わせてツールを選ぶ」べきだと思ってます。

けっして「ツールの優劣」の話しをしたいわけではありません。

という、前提で進めます。

今回、ご紹介するcables.gl現在、プライベートベータ中ですが

完全ブラウザベースの環境であることが、他のツールと最も違う部分であり個人的にそこに最も興味と魅力を感じてます。

cables.glの特徴が皆様の目的に合う時の為に書けていれば、と思ってます。

cables.gl

先ずは公式のオーバービューを



cables.glの特徴を簡単に紹介すると

  • 完全ブラウザベース(開発やプロジェクト管理)
  • ノードベースプログラミング開発環境
  • エクスポートしての実行が可能

WebGLをノードベースで開発できる点なんかが超魅力的だと思ってます。

しかも簡単にエクスポートできるので、サイトに埋め込むこともできるし
条件によってはインスタレーションにも有効活用できるんじゃないかと想像してます。

開発はundevという、ベルリン/ケルンが拠点のデザインスタジオです。

cablesの公式サイト:https://cables.gl/

以下は公式サイトのcables紹介文になります。

ケーブルは、美しいインタラクティブコンテンツを作成するためのモデルキットです。 ナビゲートが簡単で、リアルタイムで結果が得られるため、迅速なプロトタイピングと迅速な調整が可能です。

数学関数、形状、材料などの一連の演算子が用意されています。あなたが念頭に置いているシーンを作成するために仮想ケーブルでこれらを互いに接続してください。
作品をいつでも簡単にエクスポートできます。 それをあなたのウェブサイトに埋め込むか、あらゆる種類のクリエイティブなインスタレーションにそれを使用してください。


  • キーフレームアニメーション
  • FBXインポート
  • シェーダ
  • WebVR
  • ブラウザAPI

上記をみるとかなり色々なことができますね。

cables.glを使うには

先でも書きましたが2019年5月現在はプライベートベータ中です。

公式サイトhttps://cables.gl/にてベータテスターの招待を申し込みましょう!

約1週間程度で招待してもらえると思います。
(僕は1週間ちょっとかかりました)

あ、余談ですが、cables.glのいいところがもう1つ

ベータ中にしてはドキュメントというか情報が思ってたよりかなり充実してます

cables.glの事例




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機能はシンプルなものですが、p5.jsやTone.jsで描画したり音が出たりするので遊んでみてください。
・【Midi Number Tools】:MIDIナンバーから音名と周波数を判定します
・【Delay Time Calculator】:テンポに応じた音符の長さを判定します